豊口克平・どっしり座れるトヨさんの椅子(低座椅子)

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配送区分【家具・大きさ4】軒先渡し

日本人のための椅子を生涯にわたり研究した豊口克平が、1955年にデザインした低座の名作椅子です。
大きな座面と背もたれが腰から上半身を面で支えてくれるので、長時間座っても疲れにくいのが特徴です。「男の椅子」がダイニング向きとすれば、こちらはリビングや書斎向き。骨太な部材を使っているため、やや重いのが難点ですが、安定感は抜群。大柄な男性が座っても、あるいはお子さんを抱っこしたまま座ってもビクともしません。脚先の接地面が広いので、畳の上に置いて使うこともできます。

初号モデルは天童木工が製造し、秋田県庁の応接室の椅子として採用されたといわれています。その後すぐに廃番となりましたが、豊口氏と交流のあった秋岡芳夫がこの椅子にほれ込んでいたことから、モノ・モノが1983年に復刻し、35年以上製造販売を続けています。

Ⓟ店長からの一言
低座椅子はとてもオススメ。ご年配の方はもちろん、女性にもやさしいサイズ感です。リビングでの1人掛けとして、在宅ワーク用にも非常に重宝し、疲れにくく長く座れる椅子です。



SIZE
W60×D62×H73×SH37cm


素材
道産楢無垢材

塗装仕上げ
オイル仕上げ

生産国
日本(北海道)


受注生産品のため正式なご注文から60〜70日でお届け致します。正確な納期を知りたい場合はお問い合わせくださいませ。


 

人体の計測をくり返し生まれた、オーガニックな形

豊口克平は人間工学(エルゴノミクス)という概念がまだなかった時代に手探りで椅子の研究をはじめた、草分け的なデザイナーとして知られています。
産業指導所(仙台市)勤務時代には、真冬のスキー場に所員とおもむき、雪の塊に座ることで坐姿測定を行うなど、生涯にわたって理想的な椅子のデザインを追究しました。

人間工学的な研究を続ける一方で、人体を型にはめ込むような椅子のデザインには懐疑的で、「椅子は姿勢の変化に順応するものでなければならない」と述べています。トヨさんの椅子には、そんな豊口さんの考えが凝縮されています。

まず座面高。37cmという寸法は、靴を脱いで暮らす日本人の生活様式と、椅子に座った人と畳に座った人の目線の差を考えて導き出されたもの。一脚の椅子で食べる、寛ぐ、作業するを兼ねるためにも、この座面の高さがベストなのです。

次に座面と背もたれにご注目。芯材には成型合板を使い、複雑なカーブを作り出すことで体圧分散性を高めています。
角度も豊口氏の研究成果の賜物。休憩にも作業にも適応する角度に設定されています。さらに脚の長さにあわせて座面の前後位置(奥行)を変えることができるなど、座り心地を高める工夫が随所に盛り込まれています。この椅子を生涯にわたり愛用した秋岡芳夫は、本作を“徹夜椅子”と称し、自宅だけではなく、事務所にも並べていました。

■張地一覧
9色の布地からお選びいただけます。

豊口克平・どっしり座れるトヨさんの椅子(低座椅子)

¥128,700(税込)

在庫状態 : ※受注生産商品

  • 展示あり
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トヨさんの椅子張地








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