ラグ展は楽しい

2023.11.10


皆さんこんにちは、テンチョーの藤田です。
本日は第5回目のG.E.Mさんによるラグ展初日です。来店の事前ご予約をくださったお客様含め、終始お客様が途切れることなく、満遍なくしっかりとアートラグの魅力をお伝えできたのではないかと思います。

海外に比べれば日本での「ラグ」の文化はまだまだ薄く、敷物に高いお金を出すのにはためらいがあるかもしれません。そもそも価値観や国民性が関係しているかと思いますが、ここ10年で日本でもかなり「敷物」へ対する意識は変わり、有名デザイナーや芸能人が好んで使っていることから年々認知度を増しています。

 

皆さん知ってますか?世界三代資産に「ペルシャ絨毯」が入っているということを。私は今日初めて知りました。
「ペルシャ絨毯」「金」「ダイア」だそうです。その中でもここ数十年の中で価値の波がなく、安定して上昇し続けているのは「ペルシャ絨毯」だけだそうです。使い古して捨ててしまう車などに比べ、使うほどに、年月が経てば経つほど価値の高まる手織り絨毯は、世界的に見ればそういう価値のあるものなんだそうです。 驚きです。

「ペルシャ絨毯」での話になってしまっておりますが、そんな手織りじゅうたんの面白い話もイベント中は聞くことができます。絨毯を提供してくださっている「G.E.M」さんは、イランやモロッコへ出向き、日本人の目線でさまざまな角度からその絨毯の価値を見極め、また日本のインテリアに合わせやすいラグを選定しています。
明日はお天気も落ち着きそうです。見るだけでも聞くだけでも一見の価値のあるイベントです。ぜひお気軽に足をお運びいただけたら嬉しいです。

 

こちらは非常にめずらしいベニワレン。無地ながら長さで柄をあしらっているもの。ベニワレン好きにしか響かないかもしれませんが、これはダイニングテーブルの下に敷いたら素敵だろうなぁ。と想像が膨らみます。

 

次にこちらもあまり見ない色合いのトライバルラグ。
全体が明るい色合いで、どうしても赤黒い色味の強いトライバルラグとは違いとっても明るい印象を受けます。このラグも30年使ったらまた味わい深くいい雰囲気になるんだろうなぁと想像。

「かわいい!」から、「渋い、深い。」印象に変わっていくところも手織りじゅうたんの魅力です。

 

さて、明日は2日目となります。いろんな方に来ていただけたらいいなぁ。ラグ展は限定の4日間開催です。13日の月曜日が最終日となります。皆さんのご来店を楽しみにしております。

 

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