ハイこんにちは、テンチョーのフジタです。
腰痛がなかなか治らないままゴルフに行き、また悪化し、翌日車で飛騨高山まで日帰り出張をした結果、腰が良くなってきました。
夕食後のウォーキング、入浴後のストレッチを欠かすことなく行えば腰は誠に調子よく過ごせるのですが、なかなか毎日は難しい。
頑張ります。
さて、本日はモールテックステーブルのご紹介。
皆さん「MORTEX(モールテックス)」という素材をご存知でしょうか?ここ数年で大変人気となった建材です。簡単に言えば薄塗りで塗れるモルタル。¨デザインモルタル¨などと言われ、2~3ミリの厚みで防水性・強度を出すことのできる左官材料です。建材としてキッチンやカウンターなどでよく使われ、やがて家具にも使われるようになりました。
<カラー展開>
フォルムスでは長方形と円形のテーブル天板をモールテックスにて展開しております。カラーはかなり豊富にございますが、大体4色にて展開(ライトグレー・ダークグレー・ブラック・ベージュ)しております。
<特性>
モールテックスは天然素材のため、防水性に優れているとはいえシミができやすい素材です。水には比較的強いですが、特に油には弱く、長時間放置してしまうと塗れたようにシミとなります。
セラミックとは違いますからね! 塗装の種類にもよると思いますが、「シミがつかない」ということはありませんので、間違った認識のないようお気をつけください。あくまでシミも味として楽しむ。
そういった素材だということです。私自身、試験的に自宅で使用しておりますが、水は冷気で染みますが、大体乾けばわからなくなってしまいます。ただある日、謎の500円玉大のシミがついており、これはどうやらアイスをこぼしてそのままだったようです。どんなアイスだったかはわかりませんが、もう完全なシミとなり、消えません。
とにかくこぼしたらすぐに水拭きをする。これが簡単で確実な対象方法です。そしてあまり気にしすぎないこと。おおらかな気持ちで使うことが大切かと思います。
<風合い>
モールテックスは多くがビールワックスという専用ワックスで仕上げられており、若干のツヤがあり、しっかりと研磨されているためほとんど凹凸はございません。セラミックやモルタル風の化粧板とは違い、左官で仕上げられた独特の塗り模様が自然な印象を与えてくれます。モダンな空間にも和の空間にもナチュラルな木の空間にも問題なくすんなり馴染む不思議な雰囲気があり、皆さん店頭でも足を止めご覧くださっています。実際に非常に人気があり、フォルムスでも毎月必ずご注文いただいております。
<知っておきたい注意点>
モールテックスは、手作業にてコテを使って仕上げていくため、作業にあたる職人の腕や癖によって仕上がりのムラ感が変わってきます。塗り壁と同じですね。つまり、まったく同じものはひとつとして存在しないということです。購入時に見た展示品とも同じ表情にはなりませんので、その点のみご了承いただいた上でのご注文をお願い致します。思っていた表情と違ったなんてことになってもクレームとしてお受けできかねます。まったく同じ表情のものをご希望の場合は、展示品のご購入をお勧め致します。
<価格>
価格はお安くはありません。モールテックスという素材自体が高値で、また手作業で仕上げるため手間がかかります。テーブルの場合、天板のサイズ・合わせる脚によって異なります。
<製作事例>
これまでに製作した一例です。脚は木製・鉄脚がほとんど。さまざまなデザインでご提案可能です。脚は「既製品」を使うか「オーダー品」を使うかでお値段が大きく変わってまいります。
モールテックステーブルはフォルムスにて店頭でご覧いただけます。気になった方、実際にご覧になりたい方はぜひFORMSまでお気軽にお越しくださいね。