ご新築やお買い替えでベッドをお探しの方、また睡眠にお悩みの方におすすめしたいベッドセットをご紹介させていただきます。

マットレスと言えば、金属コイル入りのポケットコイルマットレスなどを連想される方がほとんどかと思います。ただ最近は環境問題に対する意識の高まりから、金属コイルを使わないマットレスが増えてきています。たとえば、ウレタンフォームやファイバーなどの樹脂素材を使ったマットレスや、ラテックスのような天然素材を使ったマットレスです。
フォルムスではその中でも特にラテックスマットレスをおすすめしており、さらにラテックスの中でも100%ナチュラルラテックスにこだわり長年販売をしてまいりました。
ではなぜラテックスをおすすめするのか、その訳を紐解いていきたいと思います。

|ラテックスマットレスとは？

ラテックスマットレスとは、ゴムの木から採取した樹液を型に流し込み、高温で蒸して発泡して作られます。「ラテックスフォーム」とも言われています。

|ラテックスマットレスの特徴

耐久性が高い
100%ナチュラルラテックスマットレスは、必要最低限の添加物を除いて、ゴムの樹液だけを使用して作られたラテックスとなります。弾力性があり復元力が強く、長年使い続けても劣化しにくいというメリットがございます。個人差はございますが、10年以上は問題なく使えるかと思います。

ラテックス特有の弾力性
ラテックスフォームは、やわらかな感触なのに非常に綿密な弾力があります。「等反発」や「正反発」とも言われ、ウレタンフォームや低反発には感じられない弾力を併せ持っています。

ダニやカビが発生しにくい
天然ゴムの樹液には抗菌作用があるためカビが生えにくく、またダニの餌を作り出す菌もいないため、ダニが住みにくい環境に整え、寄せ付けません。

通気性が良い
ラテックスフォームには無数の穴が空いており、湿気を溜めにくく通気性が良いと言われています。カバーに使う素材も通気の良い生地を使っています。

体圧分散性に優れている
ラテックスマットレスは、体圧分散性に優れ、そのやわらかさと高反発性から人の身体の凸凹に沿って沈み込む特性があります。理想的な寝姿勢である「背骨をS字に保つ」ことができ、横寝の姿勢でも首や背筋が床と真っすぐ平行になると定評がございます。

土に還るエコ素材
100%ナチュラルラテックスは、ゴムの木の樹液からできた物質のため、細かくして燃えるゴミで破棄することが可能です。土に還るナチュラルでエコな素材であり、環境意識の高いヨーロッパ諸国ではマットレスの素材として定評があります。

|デメリット

水と紫外線に弱い
ラテックスフォームは水と紫外線に弱く、表面の劣化の原因となります。ラテックスマットレスご使用の際は、敷きパッドをご使用いただき、近くの窓はレースカーテンを閉めていただくことが必要です。

上記のポイントより、フォルムスは「ラテックスマットレス」を推奨しております。近年人気の石油系の原料から作るウレタン系のマットレスと比較すると、耐久性や通気性どこをとってもラテックスが優れていると感じます。フォルムスで推奨、販売させていただいているラテックスマットレスの「ミルフィ」は、100%ナチュラルであり、薄手で折り曲げることができたりと非常におすすめです。
Milfi100ラテックスマットレス（10cm厚）/ billerbeck社

|ウッドスプリングとは?

ウッドスプリングとは、ブナ材を重ね合わせた積層材に反りを持たせ、そのしなりで自然のバネ機能を持たせたベッドの床板です。

|ウッドスプリングの特徴

優れた体圧分散性
ほどよくしなる板が優れた耐圧分散性を発揮し、人体の凹凸と動きを支え続けます。

通気性が良い
隙間を多くとっているため通気性がよく、上に使うマットレスが蒸れずに清潔にお使いいただけます。

部分交換が可能
ウッドスプリングは細いため使い方によって折れてしまうこともございます。また、いずれ床板にヘタりが生じてきますが、板の部分交換ができるため、長く快適にご利用いただけるようになっています。

ウッドスプリングは、ラテックスマットレス専用の床板となります。ラテックスの弾力を受け止め、圧を分散する役目がウッドスプリングの役割です。ラテックスマットレスは一般的なスノコでもご使用いただけますが、ウッドスプリングと併用することでさらに耐久性がUPします。

寝具には・名の知れたメーカー・有名人を使って宣伝をしている寝具などを含め、安易な寝心地だけを追求したものが出回っています。フォルムスの場合は、寝具についてよく調べ、眠りの「質」の部分に着目し、高温多湿の日本に適したベッド・寝具は何かを追求しています。自分達が本当に良いと思うものだけを見極めて取り扱っておりますし、実際に使用し、体感しています。皆さんの感じているベッド選びとはまた違った観点でご説明させていただいておりますので、ベッド・寝具をお探しの方は、ぜひフォルムスへご相談ください。